こひつじ

この園の名前は「こひつじ保育園」といいます。聖書には私たち人間を羊にたとえている話があります。たくさんいる動物の中から羊を選んだ理由は私たち人間に似ているところがあるからかもしれません。

① 羊は安心感をいつも持っていたい
羊はとても臆病な性格で、自分のことを守ってくれる存在と安心して過ごせる場所が必要だと聞いたことがあります。安心感のなかで、羊は自由に過ごすことができるようです。

② 羊飼いの守りがとても大切
羊飼いは、羊が安心して過ごせるように環境を整えるのが仕事です。ですから、羊飼いはケガをしていないか、食欲は大丈夫かなど、ひつじ一匹一匹の健康状態を確認していくようです。ただ全体を見守るのではなくて一匹、一匹に応じた飼育をしていかないといけません。
羊は、この羊飼いの守りがあるから安心して毎日を過ごせるのです。

③ こひつじ保育園の子どもたち
こひつじ保育園は通っているお子様にに安心して園生活を送ってほしいという願いをもっています。そしてお家の方が愛し、守り育てている子どもたちを、同じように愛し、守っていきたいという願いをもっています。
一人の存在を大切にする、一人の人格を愛おしむことが、そして、子どもたちに安心感を与え、個性を十分認発揮させる環境を造るだと信じています。

見えないものにこそ目を留める

子どもは文字通り日に日に成長していきます。その成長に本当に驚かされます。

昨日できなかったことができるようになっていて、驚いたという経験をされた方も多いと思います。

子どもの成長と共に過ごすときに気をつけていきたいことは、目に見えるものだけではなくて、見えないものにも目を留めていくことです。

身長や体重、身体能力や、言語能力の発達と同じように心も日々、成長していきます。

聖書には「私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。」という言葉あります。

尊い幼い命を育てる者として、この目に見えない心のはぐくみに力を注いでいくことは大切なことではないでしょうか。

子どものアイデンティティーを形成していく上で目に見えないものに目を留める保護者の存在はとても重要なものだと思います。

いつも一緒にいる存在でしか気づくことのできない見えないものを輝かせていきたいですね。

ブラック珈琲と砂糖入り珈琲

聖書には「人からしてもらいたいことは何でも、あなた方も同じようにしなさい」という言葉があります。例えば、ブラックコーヒー派のAさんがこの言葉を実践しようと、砂糖派のBさんに、ブラックコーヒーを淹れました。しかし、Bさんは全然喜んでくれません。何が問題だったのでしょう。

それは、Aさんが、自分が喜ぶことをそのまましてしまったからです。ではどうすれば良かったのか、答えはBさんが一番喜ぶコーヒーは何なのかを考え、砂糖入りのーヒーを淹れることでした。

冒頭の聖書の言葉には自分が喜ぶことを同じようにするのではなく、自分にとってマイナスでも相手が心から笑顔になることをするようにという意味があるのです。

私たちは、幸せを求めます。だとするなら同じように他者にも幸せをもたらす生き方をしていくことが大切です。これが聖書に示されている生きる道です。

その為には、他者の喜ぶことが何なのか考えないといけません。自分はブラック派だけど、この人は砂糖入りか、それともカフェオレか、何が好きなのかと、その人に思いを向けないと喜びを与えることができません。

ある意味それは、面倒な事かもしれませんが。その面倒な事こそ人間にとってとても大切なことだと思うのです。